生い茂った木々に対する対応
前回の記事でもふれたように、今回購入を決めた土地には20mを優に超すであろう木々がみっしりと生い茂っています。これらの木の種類すらもわかりません。
前所有者さんが云うには年に数本倒れることもあるそうです。よく見ると電線近くまで枝が張り出している個所もあります。
先ずは早急に方針を立てなけてばなりません。
① チャレンジして自分で何とか切ってみる
② 専門家に頼ってみる
③ リスク分散する
本来であれば①を採用したい。何より一番コストが掛からないことが明白だからです。何かの映像でチェーンソーを持った人が木の根元に両サイドから切れ目を入れていき「倒れるぞ~」の掛け声と共に木がバッサリと倒れていく、そういう光景を見たことがある。しかし、今までチェーンソーすら全く持ったことがないのに、20mを優に超える木をこれ程大量に切り倒していくイメージが自分の中でどうも沸いてこない。
調べてみると、地域の林業関係の方が一般人向けにチェーンソーを使った木の伐採講習会なども開催されているようですが、年に一回の開催でそれを待つわけにもいかず、一旦は②の選択肢を選ぶことにします。やはり一度はしっかりとしたその道の専門家の意見を聞いておくことは重要です。ただし、伐採講習会の受講も今後の選択肢には残しておこうと思います。
さて、②の専門家ですが、これほど大きな木になってくると造園業者というよりは、伐採専門業者の範疇になってくるでしょう。調べてみると木の伐採業者には、主に高所作業車を使用するタイプと、高所作業車などの重機は使用せずに、ロッククライミングの要領で体にロープを結び付けて木に登って行き上から伐採してくるタイプの2種類あるようです。高所作業車を利用する場合は作業車が伐採を目的とする木の近くまで接近できることが条件になります。当然、車の入れないような狭い場所や道路のない庭の奥に立っている様な木は対応できません。
高所作業車が使えない場所での立木の伐採方法とは
この庭の場合は、道路から木の生えている場所までが遠く離れており高所作業車が届きそうもない木が多いので、ロッククライミングタイプの業者さんが第一候補になりそうです。コストの面では、一般的に高所作業車などの重機を出動させるとアームに乗り作業をする方、下でアームを操縦する方、更に道路に作業車を止める場合は交通整理の方も配置しなければならないので、それなりの金額を覚悟しなければなりません。一方のクライミングタイプの業者さんも木に登るにはそれなりの技術と経験そして伐採の方法も熟知していなければならないと云うことで、まさしく特殊技能者といえます。よって、それなりの費用が掛かります。伐採する本数にも依りますが相場観的には、1本当たりの料金はどちらも大差は無いかなといった感じです。
おぼろげながら、伐採のイメージを掴みかけたところで、次回は、伐採業者さんに依頼する中身をもう少し掘り下げてみたいと思います。
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