いよいよ種植えしてみます!
(その1)

ガーデンノウハウ

ここ北海道でゼロからガーデニングを始めるにあたって現状の分析と今後の戦略を考えてみました。

現状分析

  1. 現状、巨木が周辺に生い茂って庭全体が薄暗く、地面には草が生えているだけ。
  2. しかも、雪に埋もれている。特に今年は雪の量が半端なく多い。
  3. 庭の面積がそれなりに広い(約1,000坪)

今後の戦略と対応策

  1. 木を伐採して庭全体の陽当りを良くする。
  2. 雪の降っている間でも、植物を繁殖させる。
  3. 低コストでスピーディーに植物を成長させる。

「1.」に関しては、すでに対応策を始めているので、ぜひ、こちらの記事をご覧ください。

引き続き『樹木伐採』について
前回の記事でも触れたように、今回手に入れた敷地には優に20mを超すような樹木がみっしりと生い茂っています。その対策の為、先ずは専門家の意見を聞いてみようと思い、地元の林業や伐採を行っている業者さんに連絡を取り現地を見て頂くことにしました。そ...

さて、今回は残る課題の「2.」「3.」に関してです。両方の課題を同時にクリアする解決策として、

秘密兵器「愛・菜・花」を利用して年間を通じて種から発芽させる!です。

この解決策を実行に移していきたいと思います。「愛・菜・花」の関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、宜しければご覧ください。

これは便利「愛・菜・花」ってなに?
かねてより、北海道でのガーデニングにとって、とても頼りになる秘密兵器が、今回、宅配便で届きましたのでご紹介いたします。その名も「愛・菜・花」です。「愛・菜・花」とは?「愛・菜・花」とは、本体内蔵のヒーターで培養土を暖め、サーモスタットでご希...

先ずは、種床を作る

種を発芽させるにあたって、今回採用した種床は「ジフィーセブン」です。ジフィーセブンについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、宜しければご覧ください。

種の発芽には必須の「ジフィーセブン」とは!
種の発芽には必須の「ジフィーセブン」とは!北海道は一年の内、約4ヶ月程が雪に埋もれており屋外で種を撒くことができません。発芽温度も考慮すると種を外で発芽させる期間はとても限られてきます。そこで、室内で温度管理をしたうえで年間を通じて種を発芽...

 

先ずは愛・菜・花のトレーにジフィーセブンを並べて水注ぎます。

そうすると、瞬く間にメリメリと音を立てながら水分を吸収し始めます。トレーの下に溜まっていた水分がすぐに減ってしまうので追加しながら見ていると約15分ほどでこのように膨れ上がってきます。

膨れ方が遅いときには、温めのお湯でも良いそうです。これで、種床の完成です。

今回植える種は、2種類

今回、発芽させる種は、「たちあおい(サマーカーニバル)」と「河原なでしこ」の2種類です。この2種類を選んだ理由は、どちらも発芽温度帯が同じであることと、比較的、発芽までの日数が短いことです。この2種類の特長と発芽条件はこちらの記事に詳しくまとめてあるので、宜しければご覧ください。

サマーカーニバル(たちあおい)
ここでは、今回、種を購入した「サマーカーニバル(たちあおい)」について調べてみたいと思います。サマーカーニバル(たちあおい)の特色サマーカーニバル(たちあおい)は、1年草や2年草、多年草タイプがあり、色は赤や黄色、ピンクや白、咲き方は一重か...
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ここでは、今回、種を購入した「河原なでしこ」について調べてみたいと思います。「河原なでしこ」の特色「河原なでしこ」はナデシコ科ナデシコ属の植物の一種です。耐寒性のある常緑多年草で、丈夫で病害虫の心配が少ないため、とても育てやすい植物です。長...

それぞれ種の袋を開けて、中を確認してみました。

たちあおいは、3~4mm程度の扁平状の褐色の種です。一方、河原なでしこの種は1mm程度のかなり小さな黒い種です。
種は、一度水分を吸収した後に乾燥してしまうと再度水分を与えても発芽率が格段に落ちてしまうので、今回はその対策もかねて種床に入れる前に十分に水分を吸収させることにしました。そこで利用したのが「メネデール」という発芽促進剤です。メネデールについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、宜しければご覧ください。

植物のサプリメント「メネデール」
さて、今回ご紹介するのは私が購入した「植物活力素 メネデール」です。なぜ、この商品を購入したかというと、効率的に、しかも、苗を購入するよりもコストパフォーマンス良く、より沢山の植物を繁殖させたいという目的で、先ずは種を購入したのですが、その...

メネデール1%溶液に一晩程度浸しておきます。

これで、ようやく種植えの前準備ができました。次回は苗床に種を植えていきたいと思います。

 

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