さて、今回ご紹介するのは私が購入した「植物活力素 メネデール」です。
なぜ、この商品を購入したかというと、効率的に、しかも、苗を購入するよりもコストパフォーマンス良く、より沢山の植物を繁殖させたいという目的で、先ずは種を購入したのですが、その際、購入した種のパッケージに発芽率が記載されており、発芽率が低いものでは「60%程度」と表記されているものもありました。せっかく買った種が半分ちょっとしか発芽しないのはもったいないので、少しでも発芽率を良くするためにいろいろと調べたところこの「メネデール」に行きつきました。
この「メネデール」とは、どういった商品なのかを調べたので、ここでまとめてみたいと思います。
メネデールとは
メネデールは1954年12月に設立された大阪市中央区にある、その名も「メネデール株式会社」によって製造されています。
メネデールに含まれている全ての成分の表記はありませんが、主成分として2価の鉄イオンが含れています。しかも、表記の中に「メネデールは肥料…ではありません。」とあります。
「肥料ではない」としたらメネデールはいったい何なんでしょうか?パッケージには「植物活力素」と謳ってありますが、「植物活力素」≠「肥料」ということでしょうか。
少し疑問に感じたのでまずは”肥料”の定義を調べてみました。
日本の肥料の品質の確保等に関する法律第2条第1項にて、
では、「植物の栄養」とは何を指すのでしょうか?
ということで、植物の栄養素には「鉄」も含まれているようです。なぜ、「メネデールは肥料…ではありません。」と表記されているのでしょうか。
肥料が生きるために欠かせない食事だとすると、メネデールはそれだけでは補いきれない栄養素を補給するサプリメントのようなものです。それぞれ役割が違いますので、場面によって使い分けてください。
ということで、「メネデール」+「肥料」が正しい使い方のようです。
メネデールの活用法
メネデールは、あらゆる植物の、あらゆる場面に使用できるプロも納得の効き目ということで、次の9つの場面で活躍します。
①種まき・球根の植え付けに
まき床をメネデール100倍液で湿らせてから種をまきます。種まき直後にもメネデール100倍液で水やりをし、その後、週に1度程度のペースで3~4回与えます。まく前に水に浸すことを推奨されている種の場合は、メネデール100倍液に浸してからまきます。球根に関しても同様です。
②花苗や野菜苗の植え付け
植え込んだ後、メネデール100倍液で水やりをします。その後、週に1度程度のペースで3~4回与えます。
③株分けや植え替え
植え付け前にメネデール100倍液に浸すか、植え込み直後にメネデール100倍液で水やりをします。その後、週に1度程度のペースで3~4回与えます。
④果樹・花木などの苗木の植え付け
小さな苗木の場合は、メネデール100倍液に2~3時間浸けてから植え付けます。大きな苗木の場合は、植え付け後にメネデール100倍液で水やりをします。その後、週に1度程度のペースで3~4回与えます。標準施用量は、根鉢容量の約10%量。根鉢容量が不明の場合は、樹幹注入液の標準施用量に準じます。
⑤さし木・さし芽に
さし穂をメネデール100倍液に浸けてから、さし床にさします。草本性は30分以上、木本性は2~3時間浸けて下さい。その後、根付くまでは、2~3日ごとにメネデール100倍液を与えて下さい。
⑥切り花に
花瓶の水にメネデールを適度(100倍液が目安)に加えます。
⑦室内の観葉植物に
花苗・野菜苗同様、植え込んだ後、メネデール100倍液で水やりをします。その後、週に1度程度のペースで3~4回与えます。日常管理では葉面散布も効果的です。
⑧庭木などが弱ってきた時
根回りを軽く掘り、メネデール100倍液をかん注します。週に1度程度、約1ヶ月続けて下さい。標準施用量は、根鉢容量の約10%量。(例:根鉢容量1,000L=メネデール100倍液100L=メネデール原液1L)根鉢容量が不明の場合は、樹幹注入液の標準施用量に準じます。
⑨草花などが弱ってきた時
通常は週に1度程度、メネデール100倍液で水やりをするか、霧吹きなどに入れてスプレーします。鉢植えで弱りが激しい時は、鉢のまま数時間メネデール100倍液に浸しておくと効果的です。
メネデールの注意点
一度、うすめたメネデールは使い切ってしまいましょう!
メネデールは都度、必要量をうすめて下さい。一度うすめたものは保存がききませんので使い切ってください。
メネデールは希釈して使いましょう!
特殊な使い方を除けば、通常は50倍~200倍位の間で、標準は100倍に希釈して使用します。
メネデールのまとめ
今回、メネデールは購入した種の発芽率を良くする目的で購入してみました。9つの使用場面の中にも「種まき・球根の植え付けに」という項目も含まれていたので、さっそく利用してみたいと思います。発芽後の通常の水やりとしても使用できるので活用してみたいと思います。メネデールは、100ml、200ml、500ml、2L、5L、20Lの6種類が発売されています。
メネデールが買えるお店
メネデールを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
コメント