今年の石狩地方は例年になく降雪量が多く、私の住んでいる地域でも行政の除雪作業が進まず、車での移動はとても制限が掛かってしまう状況が続いていました。過去の記憶の中でもこれだけの積雪量は思い当たりません。その様な状況の中で、伊達市有珠町の土地に立っている建物のリフォーム打ち合わせのために現場に向かいました。私の自宅は札幌近郊なので、国道36号線を利用して途中、千歳、苫小牧、白老、登別、室蘭を経由して伊達へと向かいました。時間にして約3時間半の道のりです。助手席には、恒例の必要な時には決まってスマホがフリーズしてしまうナビゲーターも同乗しています。
昨年、12月に引渡しを受けてから、新年初めての現場確認なので、土地の状態も含めてどのような状態になっているのか、想像もつきませんでしたが・・
現段階の敷地の状況
到着してみると、
西側方向は、
東側方向は、
北側方向は、
そして、南側方向は、
と、このような状態になっていました。
積雪量は20cm程でしょうか。この地域にしては、これでも多い方なのかもしれません。
雪の中には、何やら見慣れない足跡がいたるところに残されていましたが、中にはヒズメが2つに割れた大きめの足跡がありますが、たぶん鹿の足跡でしょう。庭の中で遊びまわっていたのでしょうか。さすがは北海道です。
この日は、以前に敷地に生えている樹木の伐採をお願いしていた方がちょうど作業に入られていました。この土地には高さ20mを超える木が生い茂っています。伐採といっても、全ての木を根元から一気に切ってしまうと寂しくなってしまうので、幹を一定の高さで調整する「芯止め」と根元からの伐採を木の状態を見ながら選んでチェーンソーでカットしていきます。
伐採作業はこのように行われます。画像の中にロープを使って木に登り作業をされている方を見つけることができるでしょうか。木の上で切った木の枝が地面の上へ溜まっていきます。
これらの切り落とした枝の処分方法も、これから考えていかなければなりません。針葉樹なので真冬でも枝には青々とした葉がついています。この時期は植物の代謝も落ちるので切った後も枝から養分を吸い上げてしばらくは葉も枯れることなく青い状態を維持するそうです。春になるころには葉も枯れ落ちて枝だけが残ると思うのでチッパーなどで粉砕して土に撒こうかとも考えています。
継続的な樹木の管理を考えると、自分でも木の伐採くらいはできた方が良いと思い、今回伐採をお願いした方に、チェーンソーの使い方をレクチャーして頂くことにしました。さすがにあの高さまで登って切るのは無理ですが、重りを使って木にロープを引っかけてテンションを掛け、根元から倒す方向を決めて伐採する方法を教えてもらおうと思います。それまでにチェーンソーを購入しておこうと思います。
この土地にある木造平屋の建物
この土地には、木造平屋建ての一軒家が建っています。
決して新しくはありませんが丁寧に管理されており、手を加えることで更に使いやすくなるのではないかと思います。本当は自分自身でDIYしたいところですが、まだ、そこまでの技術が備わっていないので建築業者さんの力も借りながらこれから建物の魅力を付加していこうと考えています。
建物の現況やリフォームの過程も追って記事にしていこうと思います。
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