ブルーセイジ

苗・種・球根

ここでは、今回、種を購入した「ブルーセイジ」について調べてみたいと思います。

ブルーセイジの特色

セージは、古来より「不老長寿のハーブ」として用いられてきた植物で清涼感のある強い香りが特徴です。ハーブティーに利用したり、肉料理の臭みを消す際に使用します。セージは「ヤクヨウサルビア」とも呼ばれ、サルビアの仲間です。コモンセージのほか、さまざまな園芸品種があり、シソ科のサルビア(アキギリ)属の植物です。

セージの育成環境

セージは鉢植えでも、地面に直接植える地植えでも育てることができます。セージは日なたを好みます。

用土

セージは水はけ、水もちのよい土に植えます。また酸性が強い土や過湿を嫌います。鉢植えの場合は、市販のハーブ用培養土、もしくは草花用培養土を使用します。水はけを良くするために、砂やパーライトを足しても良いでしょう。用土を作る場合は、赤玉土と腐葉土、パーライトを6:3:1の割合で混ぜます。

肥料

地植えの場合は、堆肥や腐葉土をすき込んで耕します。水はけを良くするために、川砂も加えてます。また、酸性土を中和するために、苦土石灰や籾殻くん炭、草木灰などを混ぜたりするのも有効です。いずれの場合も、緩効性肥料を施しておきましょう。

セージは肥料を過剰に与えると、根が肥料やけを起こす場合があります。使用量を守って与えるようにしましよう。

発芽条件

セージの種は、発芽適温が気温20℃前後です。種まきの適期は春3~4月頃、または9~10月頃になります。種まきから2週間ほどで発芽します。セージの発芽率は低めなので、種を多めにまき、発芽に適した温度と湿度を維持することが重要です。

発芽までは、まき土が乾かないようにします。発芽したら、込み合っているところは間引いて、苗の間隔をあけます。日によく当て、まき土はやや乾かし気味にします。生育適温は15~20℃、本葉が出たころポットに植え替えます。本葉が4~6枚くらいに育ったら、株間を30~40cmの感覚で土に植えつけます。

種まき方法

セージの種はゴマ粒程の大きさなので、「ばらまき」にするか、ピンセットでひと粒ずつ種をつまむようにしてまきます。発芽率が低いので、やや多めにまきます。セージの種は、発芽の際に光が必要な好光性の種なので、土を厚く被せてしまうと発芽しません。種の上に薄く土をふりかけるように覆土します。種まきから開花するようになるまでの時間はかかりますが、本来丈夫な性質ですので、定植後の手間はあまりかかりません。

管理法

セージは夏の高温と強い日差しには弱いので、鉢植えの場合は強光を避けられる風通しのよいところに移動し、地植えの場合は強い直射日光が当たらない場所に植えましょう。
セージは、小さい苗のうちは摘心で枝数を増やし、まずは株を大きく育て、その後、枝が伸びてきたら随時切り戻しをします。
セージは基本的には丈夫な性質の植物です。しかし、高温多湿を嫌うので、枝葉が混み合わないように、混みあった部分の茎葉を切り取り、通風を良くしましょう。

コモンセージは耐寒性がありますが、霜には弱いので、降霜前に地上部を刈っておきます。半耐寒性のセージについては、寒冷地では鉢上げをして軒先で管理します。

セージの増やし方

セージは、種の採取と挿し木で増やすことができます。

挿し木の時期と方法
セージの挿し木は春か秋が適期です。若い元気な茎を先端から10㎝ほど挿し穂として切り取り、大きい葉は半分に切り、土に埋もれる部分の葉は取り除きます。挿し穂を1時間ほど水あげをしてから、肥料分のない用土に挿し、土が乾燥しないように管理します。3週間ほどで根が出るので、根を傷めないように鉢上げをします。

種の採取と保存方法
セージは種を採取して増やすことができます。セージは花が小さく、種がこぼれてしまうことがあります。種を採る場合は、花がしぼむ前に花穂ごと袋などで包んでおくか、種が熟す直前に花穂ごと切り取って、乾燥させると良いでしょう。

ブルーセイジのまとめ

今回、種を購入した「ブルーセイジ」について調べたことをまとめてみましたが、耐寒性については良く分かりませんでした。購入した種のパッケージにも詳しい説明書きはありません。ブルーセイジの原産地はカリフォルニア州の南部ということで、かなり温暖な気候であると思われます。もしかしたら北海道の冬には耐えられないかもしれませんが、実験もかねて発芽した際には庭植へと進めてみたいと思います。

ブルーセイジの種が買えるお店

ブルーセイジを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!

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