ここでは、今回、種を購入した「ヤローイエロー」について調べてみたいと思います。
ヤローイエローの特色
ヤローイエローは西洋ノコギリ草とも呼ばれ、キク科の多年草で、草丈20〜30cm、開花時には60〜150cmになります。独特の葉形が特徴でピリッとした風味があるハーブです。血液の浄化に良いとされ、ミネラルも豊富です。お茶は血圧を安定させるといわれています。開花は6〜9月で、赤・黄・白などの花を咲かせます。土質を選ばず、繁殖力が強く、暑さ寒さ病虫にも強く、栽培しやすい品種なので初心者でも簡単に育てられます。
ヤローイエローの育て方
ヤローイエローは、日当たりの良い土地を好みますが、日陰でも育つ丈夫なハーブです。ヤローの根から分泌される成分が、近くの植物の抵抗力を強くする効果も期待されています。繁殖力が強く荒地でもよく育ちます。地下茎によって増え群生する傾向があります。
適した場所
日当たり、水はけのいい場所を好みます。多湿に弱いので注意してください。
肥料
肥料肥料は必要ありません。使用する場合は元肥に緩効性肥料を土に混ぜ使用します。追肥の必要はありません。
水やり
乾燥した環境を好むので、水のやりすぎに気をつけ、土の表面が乾いたら水を与えます。
管理法
ヤローイエローは多湿に弱いので、密集した部分は剪定し、通気性を保ちます。枯葉もこまめに取り除きます。
種まき
種まきは春か秋に行います。苗床に種を蒔き、発芽させます。間引きながら本葉が4~5枚になったら植えつけます。
植え付け
ヤローは成長が早く大きく育つので地植えの場合、株の間隔は1mほどの間を取ります。鉢植えの場合は、大きめの鉢に植えつけます。
挿し木のポイント
挿し木をする場合は、新しい芽を10cm程カットし、下葉を取って水を浸透させた後に、土に挿します。
繁殖方法
株分けで殖やすことができます。株が老化すると花つきが悪くなるので、2~3年に一度は株分けをします。根をほぐして数株に分けて植えつけます。
剪定のポイント
多湿に弱いので、密集した部分は随時カットします。ヤローは1年の間に2回花を咲かせます。初夏に開花した後、株元で切り戻しをすると、秋にまた開花します。
発芽条件
発芽温度は15〜20℃です。種まきをしたら薄く土をかぶせ、霧吹きか底面吸水で水やりをしながら管理すると発芽します。
ヤローイエローのまとめ
ヤローイエローはそれほど手間がかからずに、旺盛に育ち耐寒性も強いようなので、北海道の庭植えでもボリュームを増やして行けそうです。先ずは、発芽させて苗を作っていこうと思います。
ヤローイエローの種が買えるお店
ヤローイエローを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
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