ここでは、なでしこ(ダイアンサス)について調べてみたいと思います。種を購入して発芽させる計画で購入した商品なのでその辺も押さえて進めていきたいと思います。
なでしこ(ダイアンサス)の特長
なでしこのは、ダイアンサス属に含まれる植物で総称して「ダイアンサス」と呼ばれることもあります。常緑性で耐寒性も強いので、品種や場所によってはほぼ年中観賞できます。なでしこは、秋の七草のひとつで、女性を例える花としても有名です。
形態 | 多年草 |
原産地 | ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、南アフリカ |
開花期 | 4月~8月(四季咲きの園芸品種もある) |
耐暑性 | 種や品種により異なるが強いものが多い。古株ほど弱くなる |
草丈/樹高 | 0.1~0.6m |
耐寒性 | 強い |
特性・用途 | 常緑性,耐寒性が強い |
発芽適温 | 20℃前後 |
発芽時日光 | 覆土が必要 |
栽培環境・日当たり・置き場
日照を好み、水はけのよい場所に適している。年間を通して、半日以上は日が当たる明るい場所で育てるのが良い。耐寒性は強く、マイナス15℃の寒さの中でも枯れることはなく、休眠することで、次の春には花を咲かせます。一方で、高温期の多湿には弱い。真夏の強すぎる日差しの下では枯れてしまうこともあるため、遮光するなどをした方が良い。生育温度としては15〜25℃ほどが適しており、春や秋などの時期に花を咲かせることが多い。多年草ではあるが、古株になるほど生育は衰えてくる。
水やり
なでしこは乾燥気味の環境を好み、乾燥には比較的強いが開花時期には十分な水分が必要。用土が乾いたら充分な水を与える。気温が高い昼間の水やりは根を痛めやすいので、朝もしくは夕方に水やりする方が良い。また、葉に水がかかると蒸れやすくなるので、根元の土に注ぐようにして与える。
冬は水の蒸発量が減るため、少し控えめの量で充分です。
肥料
夏と冬以外の時期の成長期に月1回の置き肥をするか、月3回ほど液体肥料を施す。四季咲き性の品種は、肥料が少ないと花つきが悪くなるので、やや回数を多めに施すようにする。
用土(鉢植えの場合)
なでしこを栽培する土は有機質が豊富で、水はけのよい用土を使用する。赤玉土7、腐葉土3を基本に山砂などを3割ほど加える。また、少量の苦土石灰を混ぜると良い。
用土をブレンドして作る場合は、赤玉土が6に対して、腐葉土と川砂をそれぞれ2の割合で混ぜ合わせ、少量の石灰を入れると良い。
植えつけ、 植え替え
軽く根をほぐし根を広げることで、土のなかに根を張りやすくなる。植え付けは冬前の時期に行えば、春には根をしっかりと張り、その後の生育がよくなる。多年草の品種を鉢植えで育てている場合は、鉢のなかで根づまりを起こすことがあるので、花がしおれている場合は根づまりを起こしている可能性が高いので、大きい鉢に移しましょう。
ふやし方
さし芽
挿し芽や挿し木という言葉がありますが、これらは基本的に同じ意味です。 主に草花で行う場合に挿し芽と呼び、樹木で行う場合は挿し木といいます。なでしこは、4月~6月または、9月~10月にさし芽で殖やします。花芽のついていない若い芽を切り取りさし芽をします。
株分け
芽吹きの量が多く株の大きいものは、株分けでふやすこともできます。
挿し穂
まだ花がついていない若い芽を選んで切り取り、1時間ほど水に浸ける。水から挿し穂を取り出し、用土を入れたポットに挿し穂を挿した後、2週間から3週間程で、十分に根が張ってきたら、鉢や庭などに移す。
管理法
切り戻し
雨期や夏越しに備えて、切り戻しを行うと良い。草丈の高いものは、花が終わった茎を、株元近くで切り取る。草丈の低いものは、開花が終わったら半分くらいの高さまで刈り込む。四季咲き性の品種は、夏前に刈り込むと新芽や秋の花つきが良くなります。
株の更新
なでしこは、いずれの品種も、株が老化すると枯れやすくなるので、タネまきやさし芽で株を更新するのが良い。
ナデシコ(ダイアンサス)のまとめ
今回は、なでしこの育て方についてご紹介しました。なでしこは、自然の中で自生してきた為、乾燥や寒さにも強く育てやすい品種です。なので、種から発芽させてしっかりと栽培していきたいと思います。
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