フィカスプミラ(斑入り)について

苗・種・球根

今回は、近場のホームセンターで購入した苗の中の1つ「フィカスプミラ(斑入り)」について調べてみたいと思います。

フィカスプミラの特長

濃い緑の地に、白く縁どるような斑がポイントの観葉植物で、枯らしてしまう心配が少なく、成長のスピードは速い。ガーデニング初心者に葉適した品種である。枝から活着力の高い気根を伸ばし、這うように広がっていく。日当たりのよくない場所でも育つ。 垂直方向にも枝葉をひろげるので、建物の緑化にも用いられる。

科名:クワ科
属名:フィカス属
原産地:日本、東アジア
耐寒性  :普通
耐暑性  :強い

フィカスプミラの育て方

置き場所
春から秋にかけて屋外で育てることができるが、直射日光が当たると、葉焼けを起こすので、30%~50%の遮光をする方が良い。気温が40℃を超える場合は日陰に移すこと。
一方で、フィカスプミラは耐陰性があるので、屋内でも育成可能です。しかし、本来プミラは日光を好むので、なるべく適度に日光が当たる場所に置いた方が良い。

水やり
【気温が15℃以上のとき】
春から秋の成長期は土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにする。

【気温が15℃以下のとき】
プミラは気温が15℃前後を切ってくると、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らす。表面の土が乾燥してからさらに2~3日経った頃に水やりをする。
プミラは乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来る。

【葉水】
葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどで行う。

肥料
肥料は無くても成長するが、与えた方が成長がはやくなる。冬場に肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春から秋の成長期に与えるようにする。
肥料の種類は希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与る。

植え付け
植え付けは5月~7月の暖かい時期に行うと良い。挿し木は湿度の高い6月頃が最適で、7月以降に植え付けを行う場合は猛暑日は避けるようにする。根が出ていない場合は、根が出るまで常に土を湿らせるようにする。

剪定・切り戻し
プミラは春から秋が成長期なので、その間に剪定する。古くなってきた葉や邪魔な葉は思い切って剪定した方が良い。

夏越し
屋外で、気温が40℃以上になった場合は日陰に移動させる。30~50%程度の遮光をすると葉焼けを防止できる。活力剤を1000倍に希釈して水やりの2~3回に1度のペースで行うと夏バテを防止できる。

冬越し
気温が15℃以下になったら生長が緩慢になるので、水やりを土の表面が乾燥してから2~3日経ってからにする。気温が0℃を切ると枯れてきてしまう。

フィカスプミラの注意点

プミラを含むフィカス属の樹液には人体にあまり良くない成分が含まれており、触れると皮膚がかぶれてしまうことがある。

植え替え・鉢替え
プミラは植え替えをしないと鉢が根でいっぱいになってしまい根詰まりを起こしてしまう。なので、1~2年に1度は1回り大きい鉢に植え替えをする必要がある。

フィカスプミラの増やし方

フィカスプミラは挿し木によって、殖やすことができる。タイミングは5から6月で、挿し木は2~3節分切って、下の葉を取ってから挿します。

フィカスプミラの地植え

室内用観葉植物として育ちますが、地植えにしても大きく成長する。

フィカスプミラのまとめ

調べてみたところ、フィカスプミラは規格的育てやすく成長も早そうで、地植えもできそうなので、この冬場はしっかりと室内で株を大きく育てていきたいと思います。この春には地植えへと進めてみます。

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