プテリス エバージェミエンシスについて

苗・種・球根

今回は、近場のホームセンターで購入した苗の中の1つ「プテリス エバージェミエンシス」について調べてみたいと思います。

特長

プテリス エバージェミエンシスは、大きくは「プテリス」という種類の中に含まれシダの仲間です。プテリスは「イノモトソウ科」に分類され原産地は温帯及び熱帯地方の植物です。越冬温度は0℃ということです。そのまま「イノモトソウ」と呼ばれることもあります。プテリスは日本に自生しているものから熱帯のものまであり、今回購入したエバーゲミエンシスはエンシフォルミス種の園芸品種で、立性で濃いグリーンにシルバーホワイトの斑が入る品種です。

園芸分類 シダ,観葉植物
形態 多年草 原産地 世界中
草丈/樹高 5~50cm 耐暑性 強い
耐寒性 やや弱い 特性・用途 常緑性,日陰でも育つ

育て方・管理方法

置き場所
春から秋はベランダなどに置いてもよいが、直射日光は避ける。置き場所は直射日光の当たらない、明るい日陰で管理し、水やりは表土が乾いたら与える。耐陰性が強く日陰でも育つが、あまり暗い部屋だと葉色が悪くなる。冬期は室内のレースのカーテン越しに日の当たる程度が良い。

水やり
夏は毎日、春秋は鉢土が乾いたら与える。基本的に湿度を好む植物なので乾燥には注意。用土の加湿は嫌うが、空中湿度が高いほうが良く水切れすると、葉先が縮れてくるので霧吹きでの葉水はこまめに行う方が良い。一度チリチリになってしまった葉が復活することはないので注意。耐寒性は3℃~。

施肥
春から秋にかけて、即効性の液肥を10日に1回程度。もしくは、緩効性の置肥を2か月に1回施す。

冬越し
凍らない環境であれば屋外でも越冬できるが、室内で管理したほうが無難。昼間は窓越しの光をできるだけ当てる。プテリスは耐寒性が弱く耐暑性が強い植物ですので、冬に5℃以下になるような冷涼地(寒地と寒冷地)での栽培には向かない。鉢植えにして温かい室内で冬越しさせる。

植えつけ、 植え替え
比較的生育スピードが速いので、4月中旬から9月中旬に植え替える。鉢土を1/4程度落とし、大きな鉢に植える。

ふやし方
株分け:4月中旬から9月中旬の植え替え時に株分けを行う。鉢土を落とし、株元にある子株を外す。その際は、根を大きく傷めないように注意。株を分けたら下葉を数枚落とし、株の大きさに合った鉢に植えつける。

プテリス エバージェミエンシスのまとめ

プテリス エバージェミエンシスは、フライング気味に始めて購入した苗の中の1つですが、シダの仲間ということで、今はまだ茎が細く葉も薄い状態です。行く行くは地植えでの栽培を考えているのですがどうなるでしょうか。北海道の場合、外で越冬できるのでしょうか。その辺はまだ分かりませんが、もう少し大きく成長するまでは部屋の中で育ててみたいと思います。

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