前回の記事でも触れたように、今回手に入れた敷地には優に20mを超すような樹木がみっしりと生い茂っています。
その対策の為、先ずは専門家の意見を聞いてみようと思い、地元の林業や伐採を行っている業者さんに連絡を取り現地を見て頂くことにしました。その結果、これらの木は「トドマツ」「スギ」「メタセコイヤ」などで、このまま放置しておくと更に伸びて手が付けられなくなるのではないか、ということでした。これらは本来、庭木として植えるような木ではないということです。確かにこれだけ高い木が周辺を囲んでいればプライベート空間を作り出すことはできますが、あまりにも木が高くなり枝が密集してしまうと日光も遮られて庭全体が薄暗くなってしまうばかりか、倒木のリスクが高まり周辺に迷惑をかけてしまうリスクも高くなってしまいます。
伐採業者さんから得た知識
早速、ネットを駆使してフィーリングの合うロープクライミングタイプの業者さんを探し、伐採をお願いすることにしました。結果、今回は隣地との境界線に近く、特に高い木を25本程度切ることになりました。料金も納得できる範囲に収まりそうです。
今回、複数の伐採業者さんと接触をさせて頂く中で得た知識をまとめてみたいと思います。
伐採業者さんから得た知識
- 針葉樹などが手入れがされなくなると、高く成長し、木の密度が高くなりすぎ、林内に日光がほとんど入らなくなってしまう。
- 木を管理するにはは根元から切ってしまう「伐採」と丁度よい高さで幹をカットし高さを調整する「芯止め」という方法がある。
- 不要な枝を減らして樹形を小さくすることで、新芽や花へ栄養を回したり風通しをよくして病害虫の発生を防ぐ「切り戻し剪定」という方法がある。
- ロープで木に上り「芯止め」する方法は木の高さを一定の程度に残せるので、後の管理も含めて最も良さそうな方法である。
正直、今回の土地を買う前は、これだけ高く生い茂った木の管理方法のイメージが全く掴めていなかったのですが、業者さんからも色々と貴重なアドバイスを頂き、何とか管理していけそうな目途が立ちました。
今後は、今回縁ができた業者さんと末永くお付き合いし、ゆくゆくは伐採方法などを教えていただき自分でも挑戦してみようかと考えています。
今回の土地から、海も見えるはずなのですが鬱蒼と茂った木の枝で殆ど見えなかったのですが、これで海も見渡せるようになりそうです。
リンク
コメント